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ブルージルコン





スリランカで18世紀頃に発見されたジルコンは、当初からダイヤモンドとの類似性が認められており現地では品質の低いダイヤモンドと呼ばれていました。
現在でも『ダイヤモンド』の代用品に使われる『キュービックジルコニア』との誤解が払拭されず、天然石として産出しているジルコンが『模造品・人造石』と勘違いされたままとなっている不遇の宝石です。
ジルコンは三種類の特性を持っている不思議な宝石で、『ロータイプ、インターミディエイト、ハイタイプ』という聞き慣れない分類が行われます、これは一般的な宝石の市場では意識されていません。
ブルージルコンは淡い黄色や無色のジルコンを加熱処理することで『エナメルブルー』の彩りが引き出されている宝石です。
ブルートパーズの青色と似ているので、ここでもトリートメント宝石と誤解されますがブルージルコンはエンハンスメント宝石で、この青色が退色(色落ち)していく事はありません。
強烈な屈折率の高さが特徴で、宝石を正面から見た時に、キューレットと周囲のファセットの稜線が二重になる『ダブリング』という結晶内部の光の運動を肉眼でも確認できる宝石です。
その現象から輝きの強さが素晴らしく、豊かな輝きを宿している大粒の青色宝石が得られます。



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 参考文献
 (株)講談社「宝石宝飾事典」
 柏書店松原(株)「宝石・貴金属大事典」
 中央宝石研究所パンフレット
 情報・宝石画像提供 ジュエルクライム