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ハーキマーダイヤモンド


アメリカで産出する宝石の中でも珍しいものとして、ハーキマーダイヤモンドが存在します。
世界でもニューヨーク州ハーキマー地区でのみ産出する天然クォーツで、通常は柱状に成長するのですが、ハーキマーのみ粒状に成長し、ダイヤモンドの八面体結晶に似た、美しい六面体結晶となります。
ハーキマーで産出される輝きが強いクォーツに与えられたハーキマーダイヤモンドの名称は、かつてはダイヤモンドと誤解を受ける誤称とされましたが、現在はクォーツの中でも特別な宝石として名称が定着し、4月の誕生石としても紹介されています。
ただし、商業的に採掘されている宝石ではなく、まとまった採掘がない為に流通数が限られています。
柱状結晶から部分的に研磨されるクォーツと違い、砂岩の中にある空洞で粒状に成長するハーキマーダイヤモンドは、その自然の造形を楽しむものとして一切の研磨や人工的処理を行いません。
その為、結晶内に多数の不純物があり、気泡、クラックが入りますが、レインボークォーツと同じく、微細な亀裂が虹色に煌く効果を生み出すものもあり、自然の創り出した宝石の奥深さが伝わってきます。ひとつとして同じ宝石が見つからないハーキマーは、インスピレーションに響くものが見つかると、色々と集めてみたい、完全な天然自然の創造物となる神秘的なクォーツです。


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 参考文献
(株)講談社「宝石宝飾事典」
 柏書店松原(株)「宝石・貴金属大事典」
 中央宝石研究所パンフレット
 情報・宝石画像提供 ジュエルクライム

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