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モルダバイト


地球の地殻内でなく地表部分で産出される為、その正体は隕石質の天然ガラスとされるテクタイトに属するひとつで、緑色、帯緑色、褐色となる透明石です。
テクタイトは地球の多数の場所で産出されるものですが、モルダバイトはチェコ スロパキアを産出地とし、ブルタバ川(現地語でモルダウ川)付近で採れる為、 モルダバイトと名前が付けられました。
モルダバイトはチェコに降り注いだ 隕石を起源とするので、その歴史は1500万年前と、悠久の年月を越える 歴史がありますが、隕石質の天然ガラスと考えられるようになってからは、 まだ二世紀も経過しておらず、認められた時期からすると新しい部類の宝石です。
テクタイトは産地により様々な名称に分けられる為、モルダバイトはチェコ以外 から基本的に採れることはなく、各産出地によって、『黒/無色/褐色』はタイ・インドシナ (インドチャイナイト)、フィリピン(フィリピナイト)、オーストラリア (オーストラライト)、インドネシア(ジャワナイト・ビリトナイト)、 アメリカ(ベディアサイト)など多数。
『黒/淡褐色』はタスマニア島(ダーウィンガラス)と 呼ばれます。
それぞれ隕石の落下した年代による成分近似、一致により、 他の産出地と同一視しています。


 
 参考文献
(株)講談社「宝石宝飾事典」
 柏書店松原(株)「宝石・貴金属大事典」
 中央宝石研究所パンフレット
 情報・宝石画像提供 ジュエルクライム

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