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ダイオプサイド


世界各地で産出されるものの、現在はダイオプサイドの主要産出地はロシアに集中しています。
クロム成分による着色で美しい緑色の宝石となることから、ツァボライトの代用品として考えられていたのですが、限られた産出地から、ごく少量の産出量しかなかった為に、ダイオプサイドは稀少石として扱われました。
ロシア産のダイオプサイドが知られるようになると、市場への供給量は比較的安定しましたが、ロシア産宝石であるがゆえか、品質の良い宝石が手に入りにくい状況は変わっていないようです。
宝石の名称としては一般的に『ダイオプサイド』として知られるのですが、現在は流通している宝石のほとんどが『クロムダイオプサイド』です。これは、ダイオプサイドの硬度と劈開性により、カット石を得ることが難しく、宝石質結晶の中でも高品質結晶のみカットに成功することが挙げられます。
産出地で名称が異なる宝石で、アラライト・ハンザナイト・バイオレーンという別名を持ちます。
クロム成分に起因する緑色の他に、鉄成分に起因する薄緑色、マンガン成分に起因する青紫色がありますが、クロムダイオプサイド以外の宝石を見つけることは市場では難しいとされています。


 
 参考文献
(株)講談社「宝石宝飾事典」
 柏書店松原(株)「宝石・貴金属大事典」
 中央宝石研究所パンフレット
 情報・宝石画像提供 ジュエルクライム

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