> クリソベリル No2 ジュエリー宝石百科事典

クリソベリル


Chrysoberyl
名称 クリソベリル 金緑石
硬度 8.5
結晶系 斜方結晶
比重 3.72
黄色 緑 褐色

ニ種の変種を持つクリソべリル

アレキサンドライトもキャッツアイもどちらもクリソべリルのいわば変種で、キャッツアイ効果を持つクリソべリルをキャッツアイ、太陽光下で草緑色を示し、人工光下で赤となるクリソべリルをアレキサンドライトと呼んでいる。アレキサンドライトもキャッツアイも希少性が高く、高価な宝石である。
クリソべリルのクリソchrisはギリシア語で、「金」、べリルberylは「緑柱石」の意味があるところから、日本名は金緑石という。主として緑色、帯緑黄色、褐色を示すが、最も一般的な色は透明な帯緑黄色である。

ビクトリア時代に好まれたクリソべリル

大英帝国の権威を世界に示したビクトリア女王は、不幸の石と嫌われてきたオパールを自ら身につけて幸運の石として甦らせ、アルバート公の葬儀には宮廷の人々に黒玉をつけて喪に服すことを強制したり、大流行をみたカメオを国内で生産するよう命じるなど、宝石へも多大の関心を示した。パリ、べルサイュのジュエリーは英国へ流出していたし、英国でのジュエリーは多彩を極めていた。古代やルネッサンス、東方の影響を受けて色石をふんだんに使うことが好まれ、未カットのクリソべリルが、アメシスト、トパーズとともに、小さなダイヤ飾りのついたカメオにとりつけられたりした。クリソべリルは引き続きエドワード時代にも好まれた。
 
 参考文献
(株)講談社「宝石宝飾事典」
 柏書店松原(株)「宝石・貴金属大事典」
 中央宝石研究所パンフレット
 情報・宝石画像提供 ジュエルクライム

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