> 商品タイトル

ジュエリーによる金属アレルギー

●このページに記載した情報は私個人が調べたものをまとめたものであり、医療機関・研究機関による確認を受けていませんし、定量的な医学データに基づいたものとは限りません。診断や治療にあたっては、必ず医師に相談して下さい。
●このページに記載した情報は、常に確実性が保証されているものでもありませんし、その有効性が全ての方に対して適応されるとは限りません。情報の利用にあたっては、利用者自身の判断・意思のもとに行われ、最終的な責任は利用者が負うことをご了承の上、慎重にご利用下さるようお願いします。
●このページに記載した情報によって引き起こされた不利益・不都合に対して、このサイトの運営者はいかなる責任を負うことはできません。
●このページに記載した情報を第三者に伝える場合は、必ずこれらの注意事項を併せて伝えるようにして下さい。


しつこいようで、申し訳ありません。が、このような医療情報を含む情報が社会に与える影響を鑑み、"万が一"の出来事を防止するためには、注意を徹底して頂くより方法はありません。
ご協力をお願い申し上げます。


ジュエリーによる金属アレルギーとは 、身に着けたジュエリーや腕時計に使われている金属が、汗などで溶け、 イオン化した金属が体内に入り、次に同じ金属に対して拒絶反応を起こし、 皮膚がかぶれる状態をいいます。
最も多いケースは、ピアスです。ピアスは皮膚を貫いて皮下組織に直接金属が接するため、 拒絶反応を起こしやすくなります。 リングなどは表皮と接するため、 金属は体内には入りにく比較的かぶれは起こしにくくなります。(リングの場合、アセモや洗剤の洗い残しによるかぶれの方が問題です)


金属アレルギーは誰でもなるわけではありません。身につけた金属の種類と着けている人の体質によります。
まず金属が、汗等で溶けやすい金属かどうかということです。
最初からアレルギーを起こす場合もありますが、 たいがいは何回(場合によっては何年)も接触しているうちに、アレルギー反応が出てきます。
また、その金属が溶けやすい条件があります。汗を多くかく夏は最悪の条件です 。 これは、汗に含まれる酸で金属が溶けるからです。
着ける人の体質によっても汗のかきやすい人、皮膚の薄い人はちょっと不利になります。


アレルギーを起こしやすい金属

水銀 23%
ニッケル 13.5%
コバルト 13.5%
スズ 12.8%
パラジウム 11.3%
クロム 9.5%
7.3%
プラチナ 3.6%
亜鉛 1.8%
1.8%
カドミウム 1.5%
アンチモン 0.4%

水銀をジュエリーに使用することは現在はまずありません(希に金消しという古来からの技法を使用したものがありますが、これも水銀自体は蒸発させてしまっています)一般的なジュエリーではニッケルがアレルギー性接触皮膚炎の原因のほとんどです。汗の中の塩素イオンはニッケルを溶かす作用が強く、 過去にニッケルアレルギーにかかった人は少量の汗でもニッケルを身に着けただけで皮膚炎を起こします。 ニッケルは接触した部分だけでなく、血液に運ばれて汗の多い場所に湿疹を出すこともあります。
アクセサリーには金メッキ、ロジウムメッキがかかっているものが多く、このメッキ自体はアレルゲンになることは希ですが、より光らせるため下地にニッケルメッキがよく利用されています。 表面のメッキが傷ついたり磨耗した場合は下地のニッケルが露出して汗に溶け出す場合もあります。


ジュエリーの素材に気をつける。
チタン、シルバーが一番アレルギーを起こしにくい金属ですが、金、プラチナもアレルギーは起こしにくい部類の金属です。ですが100%純金属と言うことはジュエリー素材としては希で、たいがい割金といって強度を上げるために混ぜている金属があります。

一般的なジュエリーに使用されている割金の種類と割合

18金イエローゴールド(標準) 金75% 銀12.5% 銅12.5%
18金ホワイトゴールド 金75% 銀15% パラジウム10% (銅、ニッケルを含む場合あり)
プラチナ900 プラチナ90% パラジウム10%
シルバー925 シルバー92.5% 銅7.5%
真鍮 銅と亜鉛の合金割合は様々
洋白(ニッケルシルバー) 銅60% ニッケル20% 亜鉛20%
ピューター 錫95%位 残り5%位がアンチモンと銅
その他、言い方は悪いのですがいわゆる「安物アクセサリー」には材質が何か解らないものも多くあります。また、金、プラチナ、シルバーでも特殊な割金を使用してそれをセールスポイントにしている製品もあります。種類が多すぎますのでこれ以上の記述は控えます。



リングやネックレスのように、 普通に皮膚に接触するくらいではアレルギーは起こりにくいのです。 しかし、ピアスのように皮膚に穴を開けて接触した場合、金属と皮下組織が直接接触ということになりますから、体液に溶け込みやすくなります。特に金属のキャッチを使用している場合はポストがキャッチと擦れることによって下地のニッケルが露出しやすくなります。


シルバー自体はアレルギーを起こしにくい金属ですが、ご存じのように変色が早い金属でもあります。
この変色(黒くなります)は硫化銀と言って硫黄と銀が反応してしまったものです。シルバーは酸化ではなく硫化で変色します(排気ガスなんかで問題の亜硫酸ガスとかゴム、接着剤、汗に含まれた微量な硫黄分が原因)この変色した銀はアレルギーではありませんがかぶれの原因になることがありますのでシルバージュエリーはお手入れをして使用するようにしましょう。


「アレルギーを疑われる人は、その金属を身につけない。」これが一番大事なことです。
病院でのパッチテスト (金、銀、プラチナなどの金属溶液をつけた絆創膏を皮膚にはって状態を見る)診断をしてもらい、 どの金属がアレルギーの原因になっているのかを知ることで「その金属と接触しない」これでかぶれは防ぐことができるはずです。



と、いろいろと書いてきましたが、私自身ニッケルによる金属アレルギーで腕時計、眼鏡のフレームはチタン製を使用しております。おまけに汗疹にもなりやすく夏場はチタン腕時計でも、はめているところがカイカイになってきます。そんな時には懐中時計・・・  最近lは携帯電話に時刻は出るので助かっています。
パンツのベルトに付いているバックルが最近立派になったお腹に触れるとてきめんです、ほかにも夏場Tシャツ1枚の時はパンツのチャックの上に付いている金属のボタンでもカイカイブチブチになることがあります。


金属アレルギーになってしまうと現在の医学では治療はできないので、まずならないこと(難しいことですが)
なってしまったら、原因を特定して、そのアレルゲンとなる金属との接触を避けること!
これに尽きるようです、、、金属アレルギーに関しては。

 参考文献
(株)講談社「宝石宝飾事典」
 柏書店松原(株)「宝石・貴金属大事典」
 中央宝石研究所パンフレット
 情報・宝石画像提供 ジュエルクライム

工房アンジュのメニュー


商品カテゴリー


コンテンツ


工房アンジュ内を検索